ビジネスホテルのアメニティーグッズに見る日本のおもてなし

フィリピン人もどき

日本のビジネスホテルには、アメニティーグッズはいっぱい

日本で、ビジネスホテルに宿泊することがよくある。
ただし、セレブな高級ホテルには、泊まらない。
出張では、ホテルは、ほぼ寝ることにしか利用しないから。
禁煙ルームで、布団がほこりっぽくなければ、よしとする。

そんな、寝るためだけに存在するようなビジネスホテルでも、
結構、アメニティーグッズは充実している。

ホテルのすぐそばにコンビニエンスストアがあるのは、大変ありがたいが、
お茶を飲む位なら、部屋にあるグッズでこと足りる。

そんな状況が当たり前に感じていたころ、フィリピンのビジネスホテルに宿泊して、驚いた。そして、あきれた。また、困ったのだ。

アメニティーグッズを日本と海外のビジネスホテルで比べる

公平に、日本とフィリピンのビジネスホテルを比べるには、両方の国にホテルを有するチェーンでなければならないが、ちょうどいいのがある。

レッドプラネットホテルである。

日本には、浅草・札幌・名古屋・那覇にある。

日本では、浅草のレッドプラネットホテルを利用した。
羽田空港から25kmの位置にあり、京急1本でアクセスできる。浅草観光に便利。私は、渋谷へ通うのに利用した。都営浅草線でどちらも終点の駅で便利だった。

フィリピンにも、多数のレッドプラネットホテルがある。

その中でも、お気に入りのレッドプラネットホテル アモルソロをよく利用する。

ニノイ・アキノ国際空港(マニラ空港)から、タクシーで20分どちらも、ハイウェイの出入り口に近い。

現地の人が行き交うアモルソロ通りに面して、アヤラショッピングセンターや、リトル東京まで、歩いて20~30分。
タクシーを使えばすぐの距離だが、私は、町並みを見ながら歩くのが好きなので、空港ホテル間くらいしかタクシーは使わない。
都会の真ん中を通っていない、電車にときどき乗る位かな。
この両ホテルで比べよう。

日本にあって、フィリピンにないアメニティーグッズ

浅草のホテルには、以下のアメニティーグッズがある。

  • グラス
  • コーヒーカップ
  • 湯飲み茶碗
  • お茶・コーヒー
  • 湯沸かしポット
  • ティッシュペーパー
  • 空気清浄機
  • 室内スリッパ
  • 靴べら
  • 靴磨きのペーパー
  • 洋服ブラシ
  • テレビ番組表
  • 歯ブラシセット
  • 綿棒
  • シャワーキャップ
  • ヘアブラシ
  • カミソリ
  • タオル
  • バスタオル
  • 足拭きマット用タオル
  • トイレットペーパー
  • テレビ
  • セーフティボックス

この内、フィリピンにあるのは、

  • バスタオル
  • 足拭きマット用タオル
  • トイレットペーパー
  • ヘアドライヤー
  • なぜか、洗面所になく、リビングの壁にくっついてる

  • テレビ
  • ケーブルテレビが充実50チャンネルほどある
    そんなにチャンネルがあっても、見るのはただ1つ
    NHK日本語放送

  • セーフティボックス

これだけだ。

フィリピンにあって、日本にないアメニティーグッズ

そんなものは、ない!

いや、1つだけ、すごいのがあるにはある。

  • 3-in-1シャンプー
  • これには、驚いた。
    日本には、2-in-1シャンプーがある。
    シャプーにコンディショナー(リンス)が含まれている商品。
    薬師丸ひろこのCMで売り出されたとき、流行した。
    「チャン・リン・シャン」である。
    フィリピンでは、「3」-in-1。
    では、もうひとつ、何が入っているのだろう?
    お察しの通り、石鹸である。
    ボディーソープが含まれているのだ。
    もう、こうなったら、子供の頃、石鹸とタオルだけ持って、銭湯へ行き、石鹸で全身を洗ったのと同じではないか!?
    髪の毛がパサパサになるけども、、、。

部屋の設備を日本と海外のビジネスホテルで比べる

次に、部屋の設備を比べよう

日本にあって、フィリピンにない設備

  • ドレッサー
  • イス
  • テーブル
  • 可動式シャワーヘッド
  • ウォシュレット

フィリピンにあって、日本にない設備

そんなものは、ない!

いや、少しはある。

  • 壁掛け簡易テーブル
  • 壁側に畳んである。広げたら、通路はなくなる

  • シーリングファン
  • 熱帯・亜熱帯地方特有、でも、照明が近いと、チカチカする。

  • 壁掛け固定式シャワー
  • 局部を洗うのに苦心する

  • X護身用、〇トイレ用ピストル
  • 自分で的を狙って撃つ
    慣れない内は、おしりがビチョビチョになる。

両者を比べた結果

フィリピンのビジネスホテルを初めて利用したときは、アメニティーグッズの少なさに困ったが、ホテルのフロントで有料で提供されていた。
ある意味、合理的なのかも知れない。
日本は、アメニティーグッズを十分すぎるほどに提供されて、全部使えずにそのまま残してしまう。
再利用できるものならいいが、変に汚れてしまっては、未使用のまま、捨てることになる。
風呂の小さい石鹸も、少しだけ使って、あとは廃棄されていたのだという。最近は液体ボディーソープになったので、もうあの小さな石鹸を見ることはない。

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