子供時代のさば
サバは、子供の頃から、よく食卓にならんでいた。
塩焼きが中心だった。
お寿司では、サバの生酢を使った押し寿司のバッテラ。
バッテラのさばの厚さは、とても薄く、下の酢飯が透けて見えるくらい。
ちょっと、ごはんの量が多いでしょ、と思っていた。
本物の鯖寿司
大学に入学して、行動範囲が拡がったとき、初めて、さば寿司を食べた。
ちょっと高価なさば寿司。
酢飯の量より、鯖の方がはるかに大きいもの。
こんなに贅沢な寿司があるのか、と思った。
肴としてのネタが酢飯よりもはるかに大きいこと、これが、私の寿司の基準となった。勢い、回転寿司は敬遠することになる。
空港の鯖寿司はどうか?
本日頂いたのは、焼き鯖すし。
ネタが大きいことを確認した。
ANAショップでは、1,000円以上の決済をANAカードですると、1割引になる。
私のANAAMEXカードでも、割り引いてもらえた。税込みで1,080円なので、ぎりぎり1割引。
ラウンジで4時間も粘って、コーラと、生ドライビールとサントリーロイヤルでタプタプになっていたので、そろそろ固形物が欲しくなっていた。
焼き鯖が香ばしく焼かれて、油脂分も十分、ひつこくなかった。
そして、焼き鯖と酢飯の間にショウガが挟んであり、脂が乗った焼き鯖もさっぱりとしていた。