発達障害者や難治性疾患患者をハローワーク等の紹介で一般被保険者として雇用するともらえる助成金があります。
特定求職者雇用開発助成金(発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース)といいます。
特定求職者雇用開発助成金(発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース)とは
この助成金は、平成28年度までは、発達障害者・難治性疾患患者雇用開発助成金と呼ばれていました。
- 発達障害者や難治性疾患患者を
- ハローワーク等の紹介により
- 継続して雇用する前提で
- 雇用する
と、助成金が支給されます。
どうすればもらえるのか~助成金の支給要領~
この助成金を受給するためには、次の要件をすべて満たす必要があります。
- ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により雇い入れること
- 雇用保険一般被保険者として雇い入れ、継続して雇用することが確実であると認められること
助成金はいくらもらえる?
支給対象期間は2年で、4回に分けて支給されます。
短時間労働者は、80万円。
それ以外は、120万円。
この助成金の注意事項
この助成金の対象となる障害者等への配慮事項について事業主が報告しなければなりません。また、雇入れから6ヶ月後にハローワーク職員等が職場訪問をしにやってきます。
継続して雇入れることと、障害者への配慮がなされているのかを確認しに来る、ということですね。