「成功の掟~若きミリオネア物語」
マーク・フィッシャー著、近藤純夫監訳、上牧弥生訳、日本能率協会マネジメントセンター刊
第一印象
「また、成功本かいな?」
が、本を手にしたときの第一印象だった。
英語の原題が「The Instant Millionaire」
はぁ?
即席億万長者?
あほらしい。原題のままだったら、買わなかったろう。
「成功の掟~若きミリオネア物語」を読み始めた理由
高校3年生の頃から、いわゆる「成功本」を読みあさり、
「これだけ読んでも、私が一向に成功しないのは、隠された秘密があるに違いない。」
と、飽きもせずに、次から次へと新しい成功本をむさぼり読んだ。
もう、最近は、成功本には手を出さずにいたところ、
「これは、いいから、読みなよ。」と強く薦められ、読むことにした。
理由は単純明快である。成功者に薦められたから。
どんな感じで読み進めたか
この本を薦めた彼も、大きな影響を受けたに違いない。
「私も、成功したい。」と声には出さなかったが、強く思った。
で、早速、本屋へ走る。あった。1冊だけあった。グッドタイミング。もう、成功したも同然だ。
家に帰るまで待てなかった私は、近くのコーヒーショップでアイスカフェオレを注文して、読み始めた。
第1章、第2章、第3章とどんどん引き込まれた。カフェオレが減らない。
入店したのが、午後7時ころだったが、蛍の光が流れ出した。もう、9時になろうとしていた。
電車の中でも読んだ。さすがに歩きながらは読めなかったので、家路を急いだ。
部屋着に着替えるのを忘れてイスに座り、続きを読んだ。途中で、紙に「あること」をしたためた。
これは、「成功の掟~若きミリオネア物語」を読めば、書かずにはおれなくなるので、お楽しみに。
蛍光ペンを手に、線を引きながら読んだ。主人公とともに、成功へと近づいていくような錯覚に陥った。
「成功の掟~若きミリオネア物語」を読んで得られるもの
主人公は成功へと近づく道しるべを得ただけで、まだ、実際には成功には至っていなかった。(エピローグには、成功したとの注がある)
しかし、私もまた、成功への道しるべを手にした。そして、紙にしたためた。
明日も、この本に書かれていることを実行し続ける。成功するまでは。そして、成功した暁には、周りの若者にも伝えよう。この本を読んで、成功できたよ、と。
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