個別指導学習塾のもっとも有効な利用方法

個別指導学習塾のもっとも有効な利用方法について述べたい。
というのも、保育所の経営を始める前、私は、大阪市内にある個別指導学習塾の講師をしていたのだ。

個別指導学習塾は、上手に利用すると、学習効果がそうでない場合の10倍は効果を期待できる。
決して、大袈裟な表現ではない。
新しく受験生になられる方、そしてそのご父兄に特に読んでほしい。

個別指導の実態

私が講師をしていた塾では、3人掛けの長机の真ん中に講師が座り、両端に生徒が座る。
両端に座る生徒の学年や教科は必ずしも一致しない。

例えば、右に国語を勉強する小学6年生、左に数学を勉強する中学3年生が座るのだ。
ちなみに、私の専門は、中学生の英語・数学・国語、小学生の算数・国語である。

2人の生徒を1人の先生が見る、というスタイルなので、片方の生徒を指導している間は、もう片方の生徒は放置される。
2人の生徒を同時に見るなんてことは、物理的に不可能である。

ということは、放置される生徒は、「問題を解いている」。
問題を解き終わった生徒は、先生の直接指導を受けることができる。

問題を解くことと、その解説を聞いて、間違いを正すこと、この2つに繰り返しを授業時間中に行う。
ということは、家で問題を解き、間違えた問題・解き方が解らない問題を塾に持って来て、指導時間中に問題の解き方を教わることが一番効率がよい。
塾に来て、授業時間中に問題を解くなんて、時間がもったいない。

塾にいる間は、すべての授業時間を解けない問題・間違えやすい問題の克服に費やすのがよい。

ま、先生にとっては、最も面倒な手間のかかる生徒ということにはなるが、、、。

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