公的年金の支給開始年齢がどんどんと先へのびているように感じませんか?
年金の支給開始が遅くなると、そのときまで働いて生活費をねん出する必要があるわけです。
しかし、企業はできるだけ若い人を雇いたい、と、両者の思惑は正反対ですね。
そこで、国は高齢者の雇用に対して助成金を支給することにしました。
特定求職者雇用開発助成金(生涯現役コース)といいます。
「生涯現役」という言葉の使い方が少し違うような気がしますが、、、。
特定求職者雇用開発助成金(生涯現役コース)とは
- 雇入れ日の満年齢が65歳以上の離職者を
- ハローワーク等の紹介により
- 一年以上継続して雇用することが確実な
- 雇用保険の高年齢被保険者として雇い入れる
場合に助成金が支給されます。
どうすればもらえるのか~助成金の支給要領~
- ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により雇い入れること
- 雇用保険の高年齢被保険者として雇い入れること
- 1年以上雇用することが確実であると認められること
助成金はいくらもらえる
短時間労働者なら、50万円
短時間労働者以外の労働者なら、70万円
これだけ支給されるなら、雇用した高齢者の何ヶ月分の給料が浮きますかな?