マーケティングオートメーションという言葉を聞くようになりました。マーケティングオートメーションは営業システムの1つです。略して「MA」と呼ばれます。
マーケティングオートメーションで何ができるのか
マーケティングオートメーションを活用すると、会社の営業部門が持つ顧客リストの内、どの顧客が今商品を欲しがっているのかがわかるようになります。
顧客の購買行動の手順は、
- 無関心の状態
- 商品を認知
- 課題を認識
- 情報収集
- 比較検討
- 導入検討
を経て、商品購入に至ります。
情報収集している状態は、「何か、いいものはないかな?」です。この段階から複数の商品を見つけ出し、比較検討に入ります。
比較検討に入ったころから、導入を検討している段階の顧客を捕まえることができたら、商談を始めることができますよね。
そして、先方も買う気を持って商談に臨むでしょう。この段階の顧客をうまく商談へと誘導すると効率のよい営業活動ができるのです。
それを自動で検出してくれるのが、マーケティングオートメーションシステムなのです。
ニーズのない顧客に対処できる?
営業部門は、見込み客もリストにもっています。購買検討にまで進めなかった顧客ですね。購買検討に移る顧客よりも数が多いはずです。
では、この顧客のフォローはどうしましょうか?もし、フォローできずに捨て置くと、2年以内に8割が競合他社から購入してしまう、というデータもあるほどです。
すぐには買ってもらえないけど、いずれは買ってくださる、そんな顧客への対処はどうしましょう。
見込み客が、購買行動に向けて再び活動を開始したとき、その動きを見逃さないのが、マーケティングオートメーションシステムです。
見込み客の活動の開始は、サイト検索に現れます。再び、自社のサイトを訪問したとき、どのページを見たのか、どれくらいの時間見ていたのか、どんな経路でサイト内を回遊したのかが、わかります。
マーケティングオートメーションシステムが、アクティブになった見込み客を逃しません。
マーケティングオートメーションまとめ
顧客リストの登録から始める、マーケティングオートメーションシステムです。マニュアルどおり、うまく使いこなせば商談の商機をものにすることができます。
マーケティングオートメーションシステムについて、貴社も情報収集してみましょうか。