使用済みの紙おむつが「お持ち帰り」になっている本当の理由

赤ちゃん 保育所裏話
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保育所を経営しております。
保育所では、園児の紙おむつの交換が1日に複数回あります。
この使用済みの紙おむつは、保護者がお迎えのときに、保護者へ渡します。
いわゆる、「お持ち帰り」です。
使用済み紙おむつを、その保育所側が処分することはありません。
法律で規制されない限りは、「お持ち帰り」が続くでしょう。
保育所の立場では、
「家に持ち帰って、開封し、排泄物を観察して、児童の健康状態を知る。」
です。
そんな家庭は、まずありません。お持ち帰りで持って帰っても、そのままゴミ箱へ直行です。
ひょっとしたら、帰る途中のスーパーやコンビニ、公園のゴミ箱にポイッとしているかもしれませんよね。
保護者の立場では、
「寄り道ができない。スーパーに買い物をするのにもあれを持ち歩くなんて非常識だ。」
そのとおりです。そんな「爆弾」をかかえて、うろうろされたら、まわりの人が迷惑します。
現在、使用済み紙おむつを密封する特殊なビニール袋が市販されています。
そのビニール袋を用意するのも、保護者の責任なんです。
捨てるもののために、高価なビニール袋を用意する家庭は少なく、そのほとんどが、スーパーのレジ袋を持ってらっしゃいます。
紙おむつを袋に入れる保育士は、医療用のゴム手袋を用意して、毎回使い捨てです。

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