テレワークで注目されるオンライン営業とは

オンライン営業という手法は、以前よりありました。しかし、コロナ禍で最近オンライン営業が注目されるようになっています。御社でもオンライン営業を始めてみませんか?

今までの営業手法とは

オンライン営業が注目される以前は、営業の手法の一つとして次のような方法がありました。

  1. 顧客リスト等を利用して訪問のアポを取る。
  2. 客先へ訪問して、ニーズを探る。
  3. あらためて訪問して、見積り等を提示する。
  4. 見積りを承諾されたら、契約書を持って再び訪問する。
  5. 受注・納品後も定期的に訪問を繰り返す。

客先への訪問のアポイントを取る方法は色々あるでしょうが、営業というものは大体、このような方法を取って契約へと進むのではないでしょうか?

しかし、コロナ禍により、客先への訪問自体が難しくなってきたのです。

今までは、訪問こそが営業のミソでした。訪問することにより、営業マンと心安くなることが第一歩。

断られても、何かと訪問の口実を見つけて、顔を売ることに終始します。

そして頃合いを見計らって、見積りの許可を得る、、、。

この営業マンの公式が見直される時期にきています。

オンライン営業とは

オンライン営業とは、文字通り「オンラインで営業する手法」です。

「オンライン」は「対面」とは反対の意味合いを持っています。

お客様と対面でことをなすことに対して、オンラインでは、電話・メール・その他のオンラインツールを使って営業をします。

インサイドセールス

インサイドセールスが「内勤営業」と呼ばれていたころは、アポ取りが主な業務であり、アポが取れたら訪問へと進みました。この時点では、まだお客様のニーズはわかっていません。

現在のインサイドセールスでは、

  1. アポ取り
  2. ニーズの聞き取り
  3. 商品の紹介
  4. 見積りの提示
  5. クロージング
  6. 契約書のサイン
  7. アフターサービス
  8. カスタマーサクセス

と、全部内勤でやってしまいます。

オンラインツールの登場

インサイドセールスで、すべての営業を終わらせることができるのは、ツールの御蔭です。

インサイドセールスに必要なツールは、「オンライン営業システム」というカテゴリーで説明されます。

  1. 電話かメールでアポ取りをする。
  2. オンライン会議ツール・オンライン営業ツールでニーズを探る。
  3. ツールで商品説明をする。
  4. 契約の締結(契約書へサイン)もツールで実施する。
  5. 顧客満足度向上のために、ツールを利用する。

オンライン営業システムとは

オンライン営業システムは、次の機能を持っています。

  • 顧客リスト管理
  • メール・電話
  • オンライン商談
  • オンライン契約

オンライン営業システムの特徴

オンライン営業システムは、単なるオンライン会議システムだけではなく、オンラインで契約書のサインができることが大きな特徴です。

「契約書に判を押す」というのが、契約行為の最終の段階です。オンラインで、これが完結できなければ、結局客先への訪問が避けられず、「オンライン営業」ではなくなってしまうのです。

タイトルとURLをコピーしました