社員の退職を防いだらもらえる助成金

一般の助成金の申請は、計画を労働局へ申請して認定を受けます。そしてその計画を実行して完了報告としての2回目の申請をすれば、審査されて支給が決定します。

これを「制度導入助成」といいます。

一方、「目標達成助成」と呼ばれる種類の助成金があります。

雇用管理制度の導入を内容とする雇用管理制度整備計画を作成します。

  • 評価・処遇制度
  • 研修制度
  • 健康づくり制度
  • メンター制度
  • 短時間正社員制度(保育事業主のみ)

以上のような雇用管理制度です。これを計画して労働局の認定を受けます。

どうすればもらえるのか?

計画の実施期間中に以上のような雇用管理制度を導入して実施します。そして1年待ちます。

計画を提出する前の1年間の離職率を、3~15%以上低下させるともらえます。(社員の人数によって目標達成率が変わります)。

いくらもらえる?

目標を達成すると、57万円。生産性要件を満たすと72万円もらえます。

社員が退職するのは、職場環境だけの問題ではありませんが、少なくとも職場環境が原因で退職するのを防いでほしいという、国の方針ですね。

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