オウンドメディアの運営について色々聞いている。オウンドメディアを所有することで、サイトにアクセスを集めてビジネスに利用する、というのだ。
しかし、ここで1つの問題が浮上する。「オウンドメディアを誰が作る?」という問題である。
検索エンジンのSEOを意識すれば、1ページ目に表示されるまでに半年から1年の月日を要する。また、それなりのコンテンツを用意しなければならない。
内製できるだけの人手があればいいのだが、仮に1人いたとしても毎日毎日そんなに多くのコンテンツを創意することはできない。勢い、コンテンツを外注することとなる。
コンテンツを外注するリスク
コンテンツを外注することで、サイトのボリュームを増やし、集客の入り口をたくさん作るのは、1つの作戦としてかなっている。
しかし、コンテンツが多ければそれでよい、というものではない。SEO的に充実したコンテンツを数多く用意しなければならない。
ということは、コンテンツの外注先に対して、的確な指示を出し、納品受領後にこちらの指示が守られているかどうかを精査する気質を問われる。チェックが甘いと、充実したコンテンツを集めることはかなわない。
制作を外注するのも出来合いのサイトを買うのも同じ
制作を監督するのが難しいのなら、いっそのことできあがったサイトを買えばよい。
サイトの売買市場において、そのサイトの良しあしを判断することは、簡単にできるだろう。
自分の求めるサイトとイメージできるものがあれば、そのサイトを購入し、自分用にアレンジすればよい。
アレンジ自体は、SEOに精通していないサイト制作会社に頼んでも、さして大きな差は出ない。
もちろん、SEOに精通したサイト制作会社にアレンジをお願するに越したことはないが。
サイトの売買とは
サイトの売買は、「サイトM&A」と呼ばれることもある。
サイト売買の売り手側が、売買の専門サイトに情報を登録する。買い手側は、その専門サイトへ会員登録し、売りサイトの情報を精査し、売り手側にオファーを出す。
精査の内容は、
- アクセス数は?
- 収益がどれくらいあるのか?
- 会員の所在は?
を中心に売り手との交渉を通じて商談が行われる。
トラブルを避けるためにも、売り手と買い手のやりとりには、専門サイトの仲介を介した方が良いことは、言うまでもない。
近年、サイトを売買する市場が増えてきた。売買市場が活況するためには、売り手と買い手がある程度数が揃わないと前提問題として成立しない。
オウンドメディアを制作する努力が大変なものであると認識され始めたことと、精魂込めて育てたサイトを売却しようとすることが一般的になったことで、売買市場が成立するようになった。
売買交渉が成立したら
譲渡の対象となるサイトの特定、譲渡実施日、代金支払いで双方の合意が得られたら、売買交渉の成立である。
あとは、譲渡契約書をかわして、契約内容を実行するのみ。
サイト売買専門サイトである中間業者を通しておけば、さしたるトラブルもなく、交渉が進められる。
サイトを買う側のメリット
すでに出来上がったサイトを購入すので、サイト作成にかかる時間を大幅に短縮することができ、すぐに収益を手にすることができる。これが買い手側の目的であり、最大のメリットである。
買ったサイトを分析すれば、どのようなサイトが収益をもたらすのかがわかるようになり、2つ目3つ目のサイト売買に大いに役立つ。サイトを見る目が育つ、というわけである。
サイト売買専門サイトを紹介
サイトキャッチャー
- 多い登録者数
- 出品価格は数十万円から数百万円
- 個人サイトから、中規模サイトまで
サイトストック
- サイトの査定が強み
- 売買の他にコンサルも実施
- 出品価格は数十万円から数百万円
- 個人サイトから、小規模サイトが中心
プレミアM&A
- サイトの無料査定サービスあり
- 登録制なので、売買が安心
サイトレード
- 日本発のサイト売買専門会社
- 実績豊富
- 売買成立後のアフターケア充実
売買成立後のアフターケアとは、サイトに手を入れるサービスがあるということである。自分好みのサイトへ近づけることができる。サイトの簡易査定も値付け初心者にはありがたいサービスである。