スワガット・インディアン・キュイジーヌ

フィリピン人もどき

フィリピンで、インド料理専門店へ行った。

アモルソロのレッドプラネットホテルから、徒歩で、20分
とても、近い。

店構えは小さいけれど、料理はおいしい。
昼前11:00よりオープンなので、ブランチに丁度いい。

定番のタンドリーチキンは、パサパサ

本日、頂いたのは、タンドリーチキン。

本場のタンドリーチキンは、水分が少なく、ちょっとパサついていた。
タンドリーチキンが骨付き、ちょうど、ケンタッキーに似てる感じ。

骨なしは、1つのチキンが小さくなるが、1つ当たりの味付けが濃いので、また、別の味になる、チキンティッカである。

初心者は、これから、挑戦して欲しい。

タンドリーシュリンプ

タンドリーシュリンプがあったので、それも、食べた。これは、もう、プリップリの弾力で、歯触りすら、楽しめた。

「タンドリー」とは、焼き釜の名前らしい。しかし、「タンドリー何何」は、基本的に味付けが同じ。

安心して、注文しよう。

インド料理のカレーと日本のカレーの考え方の違い

「カレー」といっても、我々日本文化で育った人は、インド料理は、皆カレーである。しかし、日本で食べるような、単一的なものではなく、味付けのバリエーションは豊富である。

その辺は、日本料理が、出汁と醤油を基本に作られているのと同じ。インド料理のカレーとは、スパイスの無限の組み合わせから調合されたスパイス料理、と考えた方が、正しい。

ぜひ、いろんな「カレー」を楽しんで、もらいたい。

食べたことのないカレーに挑戦

という訳で、私も、新しいメニューに挑戦した。
が、見事に惨敗した。

スパイス料理のくせに、甘いのである。

こんなに甘かったら、もう、スイーツである。
とても、おかずにはならない。

そのメニューとは、
「マライコフタ」という料理で、野菜の団子に甘いソースをかけたもの。

もう、二度と食べることはないだろう。

まぁ、一度、話のネタに食べてみてください。

チキンカレーが定番

私が、毎回注文するのは、

「チキンカレー」と「チキンビリヤニ」

チキンカレーだけを注文すると、必ず、
「ライスは?」と聞かれる。

日本のように、白飯があるのではない。

薄味の焼きめしである。
その具がいろいろあり、焼きめし自体は、「ビリヤニ」と呼ばれる。

最近、日本でも、一般的になってきた。
ビリヤニと聞いて、
「あぁ、あれね。」と答える方もいるのかな。

ビリヤニが、押し売り状態で注文してしまうのだが、
注文後に最初に持ってこられる、白い大きめのお皿に、

ビリヤニを少し盛り、そこへカレーを掛ける。

スプーンで食べる、というのが、基本的な食べ方である。

以前に、スリランカの高級インド料理店へ行ったときは、
右手の素手でカレーを食べたが、
ここの店には、インド系の客が多く来るにもかかわらず、
皆、スプーンで食べている。

素手で熱いカレーをよく持てるな?

と感心していたが、素手で食べるカレーは、実は冷ましてある。
日本のカレーのようにぐつぐつとは、していないので、安心してください。

同伴した、スリランカ人の婦人に「上手、上手」とほめられたので、
正しい右手の使い方に興味のある方は、私は直々に指南申し上げる。

最後は、チャイで閉めた。

タイトルとURLをコピーしました