減量どころか、増量の日々
平成の御代の終わりがカウントダウンを始めた。
御代の名残を惜しんで、何かをスタートさせたいと思った。
糖質制限を始めよう。
私は、身長175cm、体重90kgのちょっぴり小太りの55歳です。
高校を卒業する頃は、68kgで、いわゆる中肉中背でした。
それが、大学に入学するやいなや、食の世界が急に拡がったものだから、「おいしい、おいしい。もっとちょうだい。」の世界を満喫した。
そんな世界で4年も過ごすと、卒業時には、92kgになっていた。
毎年毎年6kg増量。
1ヶ月あたり、500g。ペットボトルの水、1本分の体重増加を、48ヶ月続けたことになる。たいしたものだ。
毎月500g増量の秘訣
通学路には誘惑がいっぱい
大阪は、吹田市にある、関西大学へ、堺市の自宅から通学した。
通学時間は、およそ1時間。
しかし、大学へ到着するには、途中の誘惑が多すぎる。
堺から電車で通学するルートは、何通りかある。一番ポピュラーな経路としては、
- 南海本線 七道駅~なんば駅
- 大阪メトロ御堂筋線 なんば駅~梅田駅
- 阪急千里線 梅田駅~関大前駅
である。
当時はこのルートがポピュラーであった。
現在は、もっと早く行けるルートが開通している。
ということで、当時は、電車のターミナル駅を2つ通過しなければ、大学に通えない環境にあった訳なのだ。
当時の食生活の全貌
朝食
朝は、食欲がないので、食べない。
そりゃ、そうだ。前の夜にどか食いしてるんだから、食べられるハズがない。
しかし、昼前になると、空腹を感じて、「遅い朝食」を摂る。
もし、このタイミングで、学食がオープンしていなければ、駅からの坂道途中にある、吉野家へ行く。
昼食
そして、夕方、4時ころに「遅い昼食」を摂る。学食の「学生ランチ」「スペシャルランチ」のいずれか。もちろん、ごはんは大盛りで。
夕食
その後にクラブ活動等をして、8時ころに家へ帰る途中、坂道に「餃子の王将」がある。当時、餃子の試食券を週に2度程配布されていたので、すかさず、頂戴して、中華丼と一緒に頂いた。
晩ごはん
で、電車に乗る。15分もすると、梅田駅に到着する。阪急電車と、大阪メトロは、随分離れた位置になり、その途中、数々の誘惑があった。
梅田近辺には、カレー専門店、らーめん専門店がたくさんある。
こんなに充実した食環境を尻目に、そそくさと帰宅するような冷たい人間にはなりたくなかった。
必ず、どこかにお邪魔してから、梅田を後にする。
夜食?
これで、無事堺に帰ることになるのか、と、思えば、大きな間違い。
ラスボスの存在を忘れてはならない。
「なんば駅」である。
「大阪は食い倒れの街」と言われる。
大阪の街は、ひとつではない。
本当の食い倒れの街は、なんばの「千日前」と呼ばれる地域を指す。
と、いうことで、食い倒れの街に挨拶なしには、帰れない私。
アルコールは弱い方なので、もっぱら、食べる。「お一人様」でも、構わない。おいしければ、よい。
晩酌
もう、5食くらい食べたかな?
自宅の最寄り駅には、コンビニがある。
そこで、晩酌の段取りをする。
オレンジジュース1,000ccとポテチ2袋を買った。
これで、私の晩酌、カウチポテトの用意ができた。
まだ、日本にカウチポテトという言葉が上陸していなかった頃の話である。
私は、時代の先端を走っていた。というより、時代が私の後を追ってくるのであった。
よいタイミングで、減量を始めよう
今朝、体重が90kgになっていた
最近、ズボンのウエストが若干ゆるくなり、痩せた感じがしてたので、体重計に乗ってみた。
「Empty」
なんだと?体重なしかいな?
あ、電池か。
電池を交換する。この体重計、まだ3回位しか乗ってないのに、もう、電池がない。まぁ、年に1回乗るから、3年経ったのね。
「90.2kg」
よしよし、ちょっと減ってるがな。
では、減量を始めよう。
糖質制限だ!
糖質制限に関する知識は集めて来た。ばっちり、健康的にダイエットしようではないか。糖質制限といっても、ライザップみたいに集中しすぎると、長続きしないと困るので、「ゆる~い糖質制限にしよう」
目標は80kg、10kgの減量、期限はあえて設けない。
減り続けてさえいれば、よしとする。
では、本日より、すべての食事の糖質をわかるものだけ計算して、記録しよう。
2019.2.26の糖質量
朝食
私は朝食は基本、食べない。ので、昼まで腹が持たず、昼前に1食食べることが多い。
本日は朝食を食べていない。
昼食
糖質制限のみならず、減量を成功させるには、
「空腹を感じる時間を少しでも長く取る」
ことが大事である。
空腹を感じることで、脂肪の分解が始まるのだ。
幸いにして、私は、何かに集中すると、寝食を忘れてしまうことがよくあるので、仕事に集中するのも、ダイエットの一手段となる。
結局、昼食を食べたのは、午後2時過ぎであった。
昼食の内容
- ドクター荒木の断糖パン 1個、バター8gを添えて。
- たまご 2個 サラダ油たっぷりのスクランブルエッグで。
- 牛すじの煮込み 200g
これだけ。この糖質量は、
- ドクター荒木の断糖パン 0.7g、バター 0g
- たまご 0g、サラダ油 0g
- 牛すじの煮込み 0g
- 調味料に含まれる糖質は、今回無視 0g
昼食の糖質 0.7g
これで、午後8時くらいまで、仕事に集中する。
夕食
純豆腐チゲ鍋
- 丸大ハム 純豆腐チゲの素 2袋
- 豚バラ肉 200g 0g
- もやし 1袋 200g 糖質5.2g
この糖質量は、
- 1.2gX2袋=2.4g
- 0g
- 5.2g
夕食の糖質 7.6g
本日の摂取糖質量の合計
- 朝食分 0g
- 昼食分 0.7g
- 夕食分 7.6g
総合計 8.3g
お疲れ様でした。
糖質制限の目安となる糖質摂取量
江部康二医師によると、
- きつい糖質制限なら、1食10~20g、1日30~60g
- 普通の糖質制限なら、1日70~100g
- ゆるい糖質制限なら、1日110~140g
の範囲で、糖質を摂ってもよい、とのことです。
この基準に照らすと、本日は、「きつい糖質制限」ができました。
この記事のタイトルが、「糖質制限始めました」で、初日からぶっ飛ばしてるやんか、と、ちょっと引き気味のあなた、安心してください。
きついのは、初日だけですから。
2日目からは、ゆる~くいきますよ。その方が習慣として定着しますから。
本日のようなやり方では、まるで修行僧ですわ。
あなたも、私と一緒に、ゆる~い糖質制限を始めませんか?
一度、お試しください。
もし、苦しくなったら、辞めればいいだけ。
始めることが大事ですよ。
と、言いながら、私は、一人では長続きしないので、お仲間が欲しいのですわ。
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