「やめられなくなる小さな習慣」
佐々木正悟著、ソーテック社刊
「やめられなくなる小さな習慣」の第一印象
「小さな習慣」が物足りなかったんだけど、これはどうかな?
が、本を手にしたときの第一印象だった。
「小さな習慣」スティーヴン・ガイズ著、田口未和訳、ダイヤモンド刊を以前に読んでいた。
とにかく小さなことから始めよう、といった、習慣の第一歩について、詳細に書かれた本である。
その本の読後感として、「大きな習慣を身につけるには、どうするのかな?」だった。
例えば、「腕立て伏せを毎日1回する」という小さな習慣を決めて、続けてみた。が、それ以上のものは得られなかった。私の意思が弱いのは、わかっている。が、マニュアル本の宿命として、「再現性」は最低限要求されると、固く信じている私にとっては、少々物足りない。
では、小さな習慣、大きな習慣を習慣づけるためには、何が必要なのか。
その問いに見事に答えてくれたのが本書である。
「やめられなくなる小さな習慣」を読み始めた理由
「小さな習慣」を読んでから、本書を読みなさいとアドバイスがあった。いよいよ、本書を読んでみる。前書以下なら容赦しない。
習慣を3つに分類
習慣を3つに分類して、それぞれの特徴にあった攻略方法が示される。
習慣と報酬の関係
報酬を得られなければ、習慣化しないという理論から、報酬を3つに分類して解説している。
究極の習慣化マニュアル
習慣は技術である。
達成感という報酬がなければ習慣化は難しい。
少なくとも一週間は実施する。
習慣化の軸になるもの
早寝なくして、習慣化はありえない。
と、聞いて、「なんだ、そんなことか。」と落胆するなかれ。
早寝の実践方法が解説されている
「一度だまされたと思って」がキーワードである。
楽天会員はこちらから
amazon会員はこちらから